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2008年4月17日 (木)

馬籠・妻籠をゆく 五:妻籠歴史散策

Magometumago037

いよいよ妻籠を散策開始です。

妻籠は全国に先駆けて建物の保存を行いました。

建物を

売らない、貸さない、壊さない

というスローガンの元に保存活動を行っています

古い建物に住み続けるというのはなかなか

できるコトじゃないですよね

住んでいる人の努力でこの街並みがあるのだと思いました。

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まず向かったのは、妻籠脇本陣跡である

南木曾博物館。

なんと、個人の所有を町が借り受けて管理しているそうです。

説明員が常駐していて、建物の説明を受けることができます。

英語の説明もありますから、海外の人も聞くことができますね

Magometumago039

なんといろりが実際に焚かれていました

いろりは暖房の役割と、建物をいぶして虫を寄せ付けない

効果があったのだとか。

たしかに、日本家屋って開けっ放しだから、

虫がやってくる心配がありますものね・・・

でも、いぶされたいろりのそばに座っていると

なんだか実際に住んでいるおうちにおじゃましているような

のどかな気分になってしまうから不思議です。

いろりは昔、家族の団らんの大事な場所だったそうです。

家族の身分(父、姑、お嫁さん、子供達など)によって

座る場所も決まっていたとか。

Magometumago040 ほとんどの場所に行けるのも

この建物の良いところ。

とにかく保存状況が良いのです。

この部屋は珍しい9畳のお部屋。

Magometumago041 残念ながら立ち入り禁止でしたが

隠し階段もありました。

主要な人間が泊まる宿の役割を

はたしていただけに、いろいろな秘密が

この建物にはありそうですね・・・

この建物は、島崎藤村の初恋に出てくるモデルとも

いわれているおふゆさんの嫁ぎ先。

島崎藤村の自筆の手紙や、詩が飾られていました。

過ぎ去ってしまった思い出・・・だけではなく、

友情のようなたしかな絆が二人の間にあったのでしょうね

次に向かったのは、妻籠の本陣。

本陣が一番上位の建物なのですが、

島崎藤村の実のお兄さんでもあった、最後の当主(島崎広助)が

東京に移り住んだため、取り壊されました。

今現在ある建物は江戸時代の間取り図を元に

忠実に再現したものだそうです。

この本陣は『夜明け前』で重要な舞台の一つです。

島崎藤村のお母さんの実家でもあるんですよね。

本を読んだ感想では、それほど大きな建物ではないと

勝手に思っていたのですが

Magometumago042

イヤイヤなかなかどうして立派な建物です。

本陣のみが正面の玄関の間をしつらえることができました。

Magometumago045 開放的な感じがしますね。

しかし、どうしてなかなか立派な調度品です。

ただの建物ならば殺風景なのでしょうけど・・・。

ちゃんと調度品などが置かれているあたり、雰囲気が出ていますよね。

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でも、こっちの方が落ち着く・・・。

Magometumago043

Magometumago050 中も、なかなかどうして立派です。

でも、何よりもすごいのはチリ一つ落ちていないということ

誰かが毎日念入りに掃除をしているということですよね。

すばらしいです

中には島崎藤村や島崎家のゆかりのものが

Magometumago044 漢詩を刺繍したものもありました。

「せんりぃぃぃぃぃぃ~

うぐいす ないてぇぇぇぇぇぇ~」

はっつい詩吟が・・・。

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