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2012年4月 1日 (日)

『孤独な群衆』を読んでみた②社会性格と人口

『孤独な群衆』で社会科学的な見地からすぐれているのは

このような社会性格の指向の変化と人口の推移を結び付けていること。

社会は人口増加期以前と、人口増加期、人口増加後の減少期に分けて

それぞれ「伝統的指向」、「内的指向」、「他人指向」に分けているのです。

日本の人口からみても、少子高齢化になって人口減少期に転じているわけで、

そこからも日本社会が他人指向に移行していることが分かるのです。

勤労人口が多い、人口ボーナス期が高度成長期と重なっていて、

そこから近年のデフレの説明も解明できるとの考えがあり、

最近、経済会でも指摘され始めているところです。

しかし、経済的な変容だけではなく、文化的、社会的な変容まで起きているとは。

でも、子どものころに経験した社会と体制の緊張は

まさしく「他人指向」と「内的指向」の対峙ではなかったと、

そう思うと納得できることがたくさんあるのです。

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