高千穂をぐるり2世界農業遺産
高千穂は世界農業遺産に選ばれています。
世界農業遺産に選ばれた理由として、地域に整備された水門の存在があるそうです。
水門は、意外と歴史は新しく、現在のように整備されたのは大正時代なのだそうです。
埼玉県では、水はけのよいところでは小麦を作っていたようですが、
高千穂では陸稲を作っていました。
しかし、陸稲は病気などに弱く、水稲を作ることが長年の悲願だったそうです。
そのような先人たちの努力のおかげで、このように美しい棚田が生まれているのですね。
高千穂は神話の舞台になぞらえた神社が数多くあります。
集落の核として生まれた関東の社とは性格が若干異なるような気がします。
一村一社のため、放棄せざる得なかった社もあったようですが、
現在また、元の場所に戻そうという試みもあるそうです。
ここは岩戸神社になります。神楽で用いられる御幣などが飾られています。
最後に一望できる国見ケ丘から。
実際は、戦国時代には山城があったことは明らかなのだそうですが、
本当の神話の舞台だったかは説が分かれているそうです。
でも、一望できるこの景色から、この景色の外には何があるのか見てみたいという
好奇心がわいてくるような気がします。
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