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2017年3月

2017年3月29日 (水)

思い立ったが発願めざせ結願 おまけ 足を延ばして伊香保と上野国のまとめ

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榛名山がよく見えます。
埼玉だと、山は富士山になるのですが、
このあたりだとやはり榛名山なのでしょうね。
山と言われて思い浮かべるとき
そこにはその人の精神的支柱にしている文化や習俗が反映するように思います。
山を神体としてあがめる風習もごく自然なことなのでしょうね。
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ここから伊香保温泉まで40分。
もう、40分では驚かなくなりました。
歩いていくことにしました。
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実家の近くの峠に似ているようにも思います。
…なんというか、人って峠をみると攻めたくなるのですね。
有名な車の漫画の舞台が榛名山なのもよくわかります。
そして、これは現代突如現れたものではなく
昔は馬で駆け抜けたのではないかと思います。
武田の騎馬隊が精鋭であると言われたのも、この群馬の道が
関係しているように思います。
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伊香保温泉に到着。
温泉街のイメージってありますよね。
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浴衣にタオルに温泉まんじゅう・・・。
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そのイメージの故郷でもあるのです。
温泉タオルは伊香保温泉旅館が始めた
温泉手ぬぐいがもとになっているそうです。
手拭いに温泉の色がついて茶色くなるのがステータスだったのだとか。
温泉手ぬぐい(タオル)ってお土産に持って帰ってよかったのですね…。
これから思い出に持って帰ろうっと。
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また、温泉まんじゅうのふるさとでもあります。
温泉まんじゅうを作ったとき、どうして茶色いのか不思議だったのですが、
これは伊香保温泉のお湯の色を示しているのだとか。
あちこちで、温泉まんじゅうが販売されているのでついつい食べ比べて買ってしまいますが、
伊香保温泉の温泉まんじゅうは賞味期限が短いので気を付けて。
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万葉の昔より温泉が愛されてきました。
ハワイ国の領事館もここ伊香保におかれ、アメリカに併合されるまで存在していました。
数少ない、ハワイ国を物語る遺構です。
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建物は極めて純和式。庭園が見渡せます。
そして、伊香保を愛した作家として徳富蘆花がいます。
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代表作「不如帰」で、舞台となった逗子と伊香保。
伊香保は初めの場面のみですが、美しく幸福な思い出として描かれています。
徳富蘆花にとっても伊香保を楽園のように感じていたことなのでしょう。
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徳富蘆花は死ぬ間際に、伊香保にどうしても行きたいと言い張り、
さらに榛名山に連れて行ってもらったり、温泉に入れてもらったりしたそうです。
医者はその都度振り回され、わざわざ東京から伊香保まで行ったのに
追い返されたこともあったそうです。
なんて、わがままな人なんだと思いもしますが、
おそらく末っ子の気質そのままに愛される人だったのでしょう。
今度はゆっくり温泉に浸かりに来たいです。
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さて、上野国はここまで。
今回は
0830○高崎駅(西口)
   |〔群馬バス〕高崎~本郷~室田~榛名神社~榛名湖線(榛名湖行)480円
0854○ドドメキ
   ↓(徒歩20分)
   ■長谷寺
   ↓(徒歩40分)
1022○四ッ谷
   |〔群馬バス〕高崎駅~浜川~箕郷~水沢~伊香保温泉線(伊香保案内所行)630円
1115○水沢
   ↓
   ■水澤寺
   |※ここで昼食(水沢うどん)
   ↓(徒歩40分)
   ◆伊香保温泉
   ↓
   ○伊香保バスセンター
   |〔関越交通〕渋川駅~四つ角~渋川スカイランドパーク~伊香保温泉線
   |       (渋川駅行)570円
   ○渋川駅
ここではバスにパスもなどは使えません。現金かプリペイドカードになります。
1000円で100円のプレミアムが付きますので、
プリペイドカードを購入した方が良いかもしれません。
でも、群馬は車社会なので…車で移動した方がよいのかもしれませんが。

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2017年3月28日 (火)

思い立ったが発願めざせ結願 16水澤寺

さて、次の札所にめぐります。

南関東はどちらかというと水路が優勢のように思いますが、
群馬は陸路が昔より整備されていたように感じます。
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道標があちこちに書かれています。
なので、歩くのは苦になりませんが…やはり一つ一つの目的地が遠いので
乗り物のほうが楽なのは間違いありません。
そして、群馬は車文化。
北海道も車文化だと思いましたが、群馬も負けていません。
そのため、バスなどの公共交通機関の便利さは今一つですね。
昔は名前の通り馬でかけていったことなのでしょう。
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水沢観音です。
近くが伊香保温泉なので人も多めです。
長谷寺のお坊さんが嘆くのもわかるように思います。
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迫力のある仁王様と
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愛嬌のある風神雷神が。
天明7年(1787)の建築なのだそうです。
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重厚で彩色された建築です。
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長谷寺にも似ていますが、長谷寺は天正8年(1580)年の建築です。
ということは、長谷寺の方が古いのですが、あまり伝わっていないのが残念。
どちらも、戦災を免れたのは素晴らしいことだと思います。
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六角堂。
六地蔵が安置されていて、回すことができるようになっています。
アミューズメント施設のように感じてしまうのは私だけ…?
額には「六道輪廻(りんね)」の文字が
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ここでは水の性質である「五徳」が掲げられています。
コンロの上に乗っているアレ・・・ではなく、
・常に進路を求めて進む
・自ら活動して他を動かす
・盛害に逢ってその勢力を倍加する
・自ら潔くして他の汚濁を洗い、清濁併せる
・大会を満たし、雲となり雨と変じ、氷雪と化して、それでもその本質は失われない
ことを指すそうです。
水というと、火の対義でたおやかでクールなイメージでしたが、
強い信念をもち進む激しさを感じます。
水がおいしいということで
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日本三大うどん、水沢うどんを食べました。
一番近い田丸屋をチョイス。
席数は多いですが、品の良い店内でした。
皆さんてきぱきと働いています。
これは大盛りです。観光地ということもあり、ちょっとお高め…。
ごまだれかしょうゆつゆを選んでどうぞ。
つるつるした歯ごたえでおいしゅうございました。

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2017年3月27日 (月)

思い立ったが発願めざせ結願 15長谷寺

さて、今回から上野国をめぐります。

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高崎駅。
鎌倉街道の上道の終点とされています。
高崎駅構内には
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711年に多胡郡が作られたことを記念して作られた石碑が。
街道が昔より発展していたのが、ここ上野国の特徴です。
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もう一つはダルマ。
古くより仏教の影響が強かったことがうかがえます。
ここから、バスで「ドドメキ」バス停へ
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ちゃんと道しるべが示されていました。
しかし、ここから40分とガイドブックに書かれています。
ホームページでは20分…。
速足で歩いていきます。
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歴史的な街道という意味では同じなのですが、
明らかに埼玉県とは雰囲気が違うような気がします。
空気もなんとなく乾いていて…。
国を越えた。そんな雰囲気が漂います。
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ちょうど梅が咲いていました。
ひたすら歩き続けて…。
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開けた場所に出ました。
やはり、小高く見晴らしの良いところに寺院がありました。
これは、今までの寺院と同様ですね。
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山門は立派な門構え。
あたりには集落はなく、山寺がぽつりと建っていました。
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観音堂は修復中らしく、ネットがかかっていましたが
浅草寺と同様天井画が細かく書かれており、往時の繁栄がしのばれます。
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納経箱がありましたが、300円を納めてくださいとの文字が。
社務所で聞いてみます。
す、すみませーん。
「はーい」
と愛想鳴く出てきたのは恰幅のよいお坊さん。
納経箱の300円と御朱印帳の300円は別ですか。
「うちは昔からそうしているんですよ。」
・・・納経帳も300円かかりますよね?
「納経帳は業者が昭和の初めに勝手に始めたものだからね。」
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え、えーと観音堂(有料)に入りたいのですが。
「あ、今日は汚れているから駄目だねー。」
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こちらにはいつごろから?
「ああ、子どものころからずっとここなので逆にここ以外知らないっていうか」
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観光地じゃないからってお坊さんはお話していましたが、
こんなに立派な寺院は遠くからでもうかがう価値はあると思いますよ。
そして、びっくりするほどフランクでバンカラなお坊さん
群馬の人の気質なのでしょうか。
まぁ、嫌いじゃないですよ。
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2017年3月26日 (日)

思い立ったが発願めざせ結願 14弘明寺と武蔵国(後半)のまとめ

Dsc03591_2さて、最後に行ったのは

京急急行の弘明寺駅そば
弘明寺です。
一旦埼玉まで
北上するにもかかわらず、
一度南下するのは
とても謎です。
この後は群馬・栃木・茨城と
さらに北をめぐっていくのに。
もしかすると、
これまで巡ったところが
頼朝は坂東の内郭と
考えていて、
今後巡っていくところを、
外郭と考えていた
のかもしれません。
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弘明寺は住宅街にある寺院です。
しかし、創建は古く1200年前
行基が朝廷の名を受け建設したと言われています。
今回巡ったところが、すべて創建が古く、地域に密着しているように感じました。
すでに、精神的にまとめている寺院を札所として管理することによって
その地域への影響力を高めようとしていた…と思うのはうがった見方でしょうか。
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珍しい象の手水桶
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向かい側にはフクロウが。
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結界を定めたといわれる石。
この中に立つとちょうど本堂に向き合うことができます。
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参拝自由ですが、内陣に入るには500円かかります。
でも、行基が作ったと言われる本尊を間近で見ることができます。
心静かに間近で拝観できる数少ない人であると思われます。
精進料理も食べられるそうで、いつか食べてみたい…と思うのでした。
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寛徳元年(1044)年建立。
獅子の彫刻も素晴らしい。
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梁の曲線も技術力の高さを感じます。
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ごめんなさい。
そういいたくなる仁王様。
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さて、今回は武蔵国の札所を回りました。
0730□豊春
   ↓(徒歩30分)
0756■慈恩寺
   ↓(徒歩30分)
0904□豊春
   |東武アーバンパークライン(柏行)
0908□春日部
0933|東武スカイツリーライン区間快速(浅草行)
1012□浅草
   ↓(徒歩5分)
1017■浅草寺
     ※並木やぶそばで昼食
   ↓
1148□浅草
   |都営浅草線エアポート快特(羽田空港国内線ターミナル行)
   □京急蒲田
   |京急本線エアポート急行(新逗子行)
   □弘明寺
   ↓(徒歩4分)
   ■弘明寺
都内に住んでいると十分半日で回れます。
そして、これでは
青春18きっぷは使えない…。
札所巡りは続きます。
青春18きっぷを使い切るときまで…。

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2017年3月25日 (土)

思い立ったが発願めざせ結願 13浅草寺

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おそらく、坂東札所三十三所のうち、もっとも有名なお寺。
浅草寺にやってきました。
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江戸時代は浅草寺を起点として、札所巡りをしていたそうです。
アングルがおかしいのは人であふれかえっているから…。
ほんらいなら、早い時間に来た方がよいのでしょうが。
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浅草寺は都内最古の寺院ですが、
何度も被災を繰り返しており、昭和20年の空襲によっても消失しました。
それでも、本尊を守り抜いたことに強い意志を感じます。
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歴史だけが文化財ではなく、現代に生きる人の思い、
時代が浅くてもそこの芸術があれば十分文化的価値があるのだと思いました。
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もちろん、すべて焼き払われたわけではなく
地蔵堂は徳川家光が建てたものであるといわれています。
本堂も戦災以前は徳川家光によって建てられたものでした。
日光東照宮の建物のように壮麗なものであったのでしょうね。
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外国人観光客もとても多くて改めてびっくりしました。
でも、江戸時代にも各地域から江戸に押し寄せてきていたはず。
江戸の狭い地域でしか生活していなかった町人も
きっと同じ思いでこの境内を眺めていたことでしょう。
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仁王像も新しいです。
そういう意味では、堂宇自体は昭和に作られた新しいものですが
当時の賑わいを現代にもっともよく伝えている寺院であるともいえます。
そして、いつか「昭和時代の寺院建築」として歴史的価値も出てくるのかもしれません。
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朱印はこちらで。
これだけの観光名所にもかかわらず、境内は無料ですし
お経もここで預かってくれます。
無料で預かってくれるありがたみを感じるのはこの後…
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おそばを食べて、次の目的地へ…。

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2017年3月22日 (水)

思い立ったが発願めざせ結願 12慈恩寺

さて、次々に札所をめぐっています。

どうして、こんなに次々かというと、
青春18きっぷ
を購入してしまったから。
この切符、4月10日までの期間限定。
それまでに、使い切りたい、しかも無駄にならない形で。
かつ、札所は順番通りにめぐりたい。
ということで、
今日は
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豊春駅からスタートです。
豊春から30分間歩きます。
もう、30分では驚かなくなった自分がここにいます…。
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川沿いを歩いていきます。
山がちな前半と違い、平坦な道のりが続きます。
埼玉は西部と東部ではずいぶん景色の雰囲気が違いますよね。
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畑も多く、のどかなところです。
でも、このそばには昔から栄えた慈恩寺が。
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広大な境内というわけではありませんが、しっかり整備されている印象を持ちました。
彩色の修理も施されており、大寺の面影を今にしっかり残しています。
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天保14年(1843)の再建だそうです。
彫刻も素晴らしいです。
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仏教らしいまた大寺らしい威風に満ちた趣を今に伝えています。
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本堂前には鉄灯篭が。
ここは、中国の長安にある大慈恩寺にちなんでつけられたそうです。
現代も西安に残されているそうなので、いつか行ってみたいです。
さて、大慈恩寺は西遊記でおなじみの三蔵法師玄奘が経典を持ち帰り訳出をした寺院としても知られています。
そのため、昭和17年、南京で発見された玄奘の遺骨の一部が供養塔に収められているそうです。
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道なき参道を通っていくと…。
まぁ、昔の道は舗装されていないので、
ほぼこのような道だったのでしょうけど。
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小高い山の上に見えます。
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中国風の山門が特徴的です。
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今、お経を親しむことができるのも、
西遊記を楽しむことができるのも
そして、おそらくドラゴンボールができたのも
みんな玄奘上人のおかげですよね。合掌。
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2017年3月21日 (火)

思い立ったが発願めざせ結願 11安楽寺と武蔵国(前編)のおさらい

~あらすじ~

コミュニティバスを使おうと、平日に札所巡りすることを思い立つ。
しかし、うどんのタイムロスは、確実にしわ寄せがきていた…。
Dsc0351312時53分のバスに乗り遅れ、
次のバスは19時…。
…。
もう寺院が閉まっているじゃん!
ダメジヤンcoldsweats02
仕方ない…歩くか。
路線バスももちろん走っています。
バス停から
歩いて40分ですけど。
絶対、賃貸物件には
乗らないような条件です…。
しかも、途中まで道案内もなく、
案の定道に迷いながら歩き進みます。
でも昔からの街道なのでしょうか。
寺院や仏閣がところどころ建っていました。
Dsc03514 吉見には、吉見百穴まで
出かけたことがありましたが、
このような寺院があるとは
知らなかったです。
吉見百穴も作られた経緯は
不明ながら、
古墳だったのではないか
という説があります。
それほど、
昔より人が定住していたと
いうことなのでしょう。
そして、ここまで来て仏教を広めようとたどり着いた人々には脱帽です。
バス停から歩くだけでも、こんなに疲労困憊になるのですから…。
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馬頭観音の石碑が。
坂東札所の他に、西国三十三所、秩父三十四所あり
合わせて100番札所とよばれています。
すべて回ったつわものが存在したのですね…。
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なんというか、微妙な仁王様…。
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こうしてみると、それぞれの寺院で仁王様が異なっていて
面白いですよね。
自分の好きな仁王様を探してみるのも面白いかもしれません。
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そして、仁王門や薬師堂にはしめ縄が。
どことなく、仁王門も神社の雰囲気があります。
山岳信仰の影響なのでしょうか。
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色彩が鮮やかな観音堂。
江戸時代に再興されたものなのだそうです。
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圧巻なのは三重塔。
細部の組木、そして全体の存在感に圧倒されます。
在りし日の賑わいを思い起こさせる建物です。
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ここは、参道に茶店があります。
厄除け団子を食べる風習があるそうで、厄除け団子が売られています。
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1本100円。柚子みそとあまからです。
そして、40分かけてまたバス停へ…。
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今回は次のようなルートで巡りました
0721○小川町駅
   |〔イーグルバス〕と03(せせらぎバスセンター行)360円
0748○せせらぎバスセンター
0759|乗換
   |〔イーグルバス〕と03(慈光寺入口経由・竹の谷行)
0808○慈光寺入口
   ↓(徒歩40分)
0850■慈光寺
     ※入り口は9時から
0942○慈光寺
   |〔イーグルバス〕と03(せせらぎバスセンター行)500円
   |※デマンドバスのため、要予約。
0956○せせらぎバスセンター
1008|乗換
   |〔イーグルバス〕と01(武蔵嵐山駅〔西口〕行)
1035○武蔵嵐山駅西口
1048□武蔵嵐山
   |東武東上線急行(池袋行)247円
1100□高坂
1106○高坂駅
   |〔川越観光自動車〕鳩山ニュータウン・にっさい線(鳩山ニュータウン行)175円
1109○物見山登山口
   ↓(徒歩30分)※ここでうどんを食べる
1200■正法寺
   ↓(徒歩10分)
1229○大東文化大学
   |〔川越観光自動車〕鳩山ニュータウン・にっさい線(高坂駅行)186円
1238○高坂駅
1246□高坂
   |東武東上線急行(森林公園行)165円
1253□東松山
1315○東松山駅
   |〔川越観光自動車〕東松山駅~鴻巣免許センター線(鴻巣駅行)268円
1326○久米田
   ↓(徒歩40分)
1406■安楽寺
   ↓(徒歩40分)
1529○久米田
   |〔川越観光自動車〕東松山駅~鴻巣免許センター線(東松山駅行)268円
1549○東松山駅
吉見町のコミュニティバスが使えれば、もう少し簡単に動くことができます。
コミュニティバスを使うときには、吉見観音の時間を決めてから、ときがわ町のコミュニティバスの時間を検討した方がよいかもしれません。
また、コミュニティバスは平日のみ。土日に公共機関だけで回りきることはかなり難しいと思います。

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2017年3月20日 (月)

思い立ったが発願めざせ結願 10正法寺

山登りをして、おなかがすいたので

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吸い込まれるようにうどん屋へ
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冷や汁うどんを注文。
冷や汁を漬け汁にするという斬新な食べ物です。
宮崎、山形も冷や汁文化ですが、うどんと合わせるのは
埼玉だけのような気がします。
また、ここはお代わり自由。てんぷら、ごはん、漬物も食べ放題
ということで、男性客でにぎわっていました。
しかし、ここのタイムロスが後になって響くとは・・・。
Dsc03472_2 しばらく道なりにすすむと
案内板が。
ここは昔参道だったところです。
きちんとリーフレットも
作られていて、
地元住民がこの場所に
熱い思いを持っていることが
わかります。
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はさんで、鳴かずの池が。
かえるがこの池では鳴かないためにこのように呼ばれているそうです。
坂上田村麻呂が成敗した怪物の首を沈めたために
かえるが鳴かなくなったとか。
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参道まで一直線です。
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このあたりには、宿場や万事屋、
そして寺院が立ち並び、
彼らは屋号で呼ばれていたそうです。
北海道ではなじみがないのですが、
苗字とは違った名前で、
その名前でお互いを呼びあうのだとか。
苗字が同じでも屋号が違うと認識ができるなど
利点があったようです。
その屋号の看板が、当時あった場所に
掲げられています。
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仁王様が出迎え。
ガラス張りは珍しい・・・。
村人の代わりに相撲大会に出たという逸話があります。
そういわれてみると、筋肉質な仁王様ですね。
ここは、坂上田村麻呂がそばにある物見山に上り眺めたとの
伝承があります。
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茅葺の鐘楼は初めて見ました…。
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本堂は、高麗から移築されたものだそうです。
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ところどころ鮮やかな彩色の跡が。
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何度か火災に見舞われたそうですが、その都度再興してきたそうです。
絵馬堂には肝心の額や縁起が。
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そうこうしているうちに時間が過ぎ
はっ!納経帳に朱印を…
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納経所はこの下・・・。
しかも裏参道は、いったん本堂まで戻らないといけません。
なかなかの試練が続きます

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2017年3月19日 (日)

思い立ったが発願めざせ結願 9慈光寺

今回から武蔵国編です。

東武東上線小川町駅から、コミュニティバスで向かいます。
一度バスセンターで乗り継ぎをします。
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結構立派なバスセンターです。
乗り換えも考えられていて、結構充実していると思われます。
平日しか運航していないのが残念ですが…。
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慈光寺入り口です。
ここから歩いていきます。
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昔の人も歩いて行った街道だと思うと、40分の道のりも
頑張って登れそうです。
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女人堂です。
平安時代女人禁制だったので、女性はここで遥拝したそうです。
平安時代でなくてよかった。
たしかに、十二単でここまで登るのは難しそうですが。
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山道をどんどん上っていきます。
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杉並木が続いていきます。
花粉症だったら恐ろしいことになりそうです。
Dsc03412つづら折りのように
車道は
続いていきますが、
歩行者は
ところどころ
参道で
ショートカット
できます。
階段なので、
トレッキングの人
だけの特権です。
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いよいよ心が折れそうになるころ
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鐘楼が見えてきました。
ついに到着です。
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ところどころに、良寛や空海の書が。
ここでは、国宝に指定されている経典が保管されています。
複製とはいえ素晴らしい書で、
写経にはもっと心を籠めなければいけないと思いました。
イマサラwobbly
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ようやく山門まで来ました。
山門にはしめ縄が。
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本堂は1803年の再建です。
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左甚五郎と伝えられている白馬。
逃げ出すのでつるし上げられたのだとか。
埼玉県には他にも鎖で龍が縛られていたりなど
結構無体な扱いを受けています…。
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象と獅子。色はついていませんが、立体的で迫力があります。
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このあたりは、井戸も多く水もふんだんに湧き出ているようです。
山岳信仰と相まって、昔より信仰の拠点として多くの人を集めていたのでしょうね。
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それから、境内にはタラヨウの木が。
この葉で手紙を書いていたそうで、それが「葉書」の語源になったのとか。
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帰りはデマンドバスで帰りました。
事前の予約が必要ですが、お寺のそばまで来てくれます。
客は一人だったので、ほぼタクシー状態でしたが。
また、バスを乗り継いで次は武蔵嵐山駅へ。
武蔵嵐山駅から次の目的地へ向かいます。
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良心の他に、防犯カメラも見ています…。

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2017年3月17日 (金)

思い立ったが発願めざせ結願 8星谷寺と相模国(後編)のまとめ

相模国の最後を飾るのは星谷寺。

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座間駅の駅のそばの通りがすでに参道のようになっていて、
突き当りが星谷寺となっています。
途中で、大凧最中がありました。
大凧が有名らしく、警察署にはこんな大凧が。
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・・・うん。意気込みは感じられます。
それにしても、星谷寺ってロマンチックですよね。
森に湧く清泉が水面に星影をうつして闇夜でも白夜のように明るかったからなのだとか。
この、星谷寺には七不思議があるのだとか。
たとえば、
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通常凌駕についている鐘のつく場所が一つしかないとか、
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日中でも、星が移るという井戸
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一株のツバキに紅白一重八重に咲き分ける木など
浦和のつきのみや神社でも思いましたが、
七不思議が伝えられていても、今もそのまま残っているかどうかはわからないですよね…。
不思議さを保持したいと思っていても、その要因を知らなければ
保持しようにもないのですから…。
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ちょうど、この時にはツアー客と会いました。
11回シリーズで日帰りで札所をめぐるのだとか。
先達の説明や食事が付き、さらに納経帳は添乗員が管理してもらえます。
ちょっと心が動きましたけどね。
私は何回で、札所を巡っていけるのでしょうか…。
ちなみに、帰りは入谷駅から帰りました。
「何もない無人駅」と説明されていましたが、いやまさか首都圏で
そんなことはないだろうと歩いていくと、
Dsc_2565
・・・そんなこと、ありました。
改札もない、完全な無人駅でした…。
---------------------
さて、ここまで相模国(後半)をおさらい。
□:鉄道駅 ○:バス停 ■寺院
0738□鴨宮
   |徒歩(約23分)
0800■勝福寺
   |徒歩(約23分)
0903□鴨宮
   |JR東海道本線(小田原行)
0942□小田原
   |小田急急行(新宿行き)
1020□本厚木
1025○本厚木駅北口のりば⑤
   |神奈川中央交通 厚16(宮の里行)
1044□飯盛山
   ↓徒歩(と階段 約15分)
1059■長谷寺
   ↓徒歩
1146○飯山観音前
   |神奈川中央交通 厚18(本厚木行)
1208○本厚木駅
1219□本厚木
   |小田急線急行(新松田行)
1236□秦野
1243○秦野駅 北口乗り場①
   |神奈川中央交通 平71(平塚駅北口行)
1300○金目駅
   ↓徒歩
1302■光明寺
   ↓
1347○金目駅
   |神奈川中央交通 平74(平塚駅北口)
1415○平塚駅北口
1429□平塚
   |JR東海道本線(小金井行)
1433□茅ヶ崎
   |JR相模線(橋本行)
1517□厚木
   |小田急線(新宿行)
1523□座間
   ↓徒歩(10分)
1530■星谷寺
   ↓
   □入谷
と移動しました。
何とか回りきることが出来ますが、結構速足でもあったので
2回に分けるか、順番を入れ替えるともっとスムーズに移動できるのではないかと思いました。
20分歩いた先にある寺院や200段の階段に心折れそうでしたが、
まだここは序の口であったことを思い知らされるのはもう少し後。
(ソウナノ?!coldsweats02
また、勝福寺と星谷寺の鉄道駅や光明寺はフリー区間外なのですが、
それでも、通常料金よりもフリーきっぷのほうがお得でした。
とくに番号順に行こうとすると、行ったり戻ったりを繰り返すので、
フリー切符をお勧めします。
そんな、行ったり来たりを繰り返すような札所を作った理由として、
あえて部下にそのような負担を与えていた…とも考えられますが、
整備されていない道を歩くためには遠回りであっても仕方ないのかもしれません。
光明寺が山ではなく川のそばに立っているのは
近くの金目川の水運などを管理していたのではないでしょうか。
そういう意味では商業的な要であったと考えられ、
関東を平定する際に、そのような既存の勢力と対抗するのではなく、
取りこんで力の増大を測っていた頼朝の姿が浮かびます。
勝福寺や星谷寺は水と深いつながりがあり、水運だけではなく、
飲み水としても重要な場所にお寺が建てられたことがわかります。
飲み水としてはもちろん、作物を育てるためにも重要な水。
灌漑設備も十分でない中世では、水の確保は極めて重要だったのだろうと思いました。
さて、次回からは新たな国へ移動します。

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2017年3月15日 (水)

思い立ったが発願めざせ結願 7光明寺

東海道から小田原市に向かい、戻るようにして厚木市にある飯山観音長谷寺に行った後、

さらに、小田原方面にある平塚市へ。
現在なら無駄な遠回りにも思えますが、昔は小田原から直接平塚市方面に行けなかったからかもしれません。
Dsc03386秦野駅もしくは
平塚駅から
バスに乗り、
「金目駅」で下車。
なぜバス停にもかかわらず
「駅」がついて
いるかというと、
むかしここで
国鉄の切符が
購入できていた
名残なのだとか。
どこで販売していたかは
わかりませんでした…。
また、この区間では
フリー切符が使えません。
乗降が多い路線なので
仕方がないのでしょうけど…。
バス停そばには、案内板がありました。
Dsc03387
これはとても
分かりやすい。
方向音痴なので、
最寄りの駅に
案内板がないと
不安になるんですよね。
出来れば、
すべての札所に
つけてほしい・・・。
入り口は
金目川に面してあるため、
バス停からは
回り込まなければ
いけません…。
とても不便ですが、
当時金目川が
運送や水の供給などに
使われていた
からではないかと
思いました。
ここは、珍しく
平地の川のほとりにある
お寺になります。
天台密教の霊場として栄えていた
ということですので、
鎌倉時代以前より
すでに栄えていた寺院をさらに頼朝が整備したのかもしれません。Dsc03374
金目川まで回り込むようにして歩くと、
Dsc03376
存在感のある仁王門が。
ここの仁王様は目が光って怖かった…。
大わらじがかけられています。
Dsc03383
本堂は平塚市最古の建造物で、明応7年(1498)の建立であると
いわれています。
かなり、学術的に調査が進められているようで、
案内板にはさまざまな説明が書かれていました。
子どもの課外学習にうってつけの教材なのでしょうね。
本堂も素晴らしいのですが、おすすめは…
Dsc03381
水琴窟。竹筒に耳を近づけると、澄んだよい音が聞こえます。
Dsc03382
奥に納経所がありますが、
「花粉症のため、朱印を書いている間は窓を閉めさせてください」
という、張り紙が…。
(ゴシユウシヨウサマデスweep
ここで、遅いおひるごはんを食べました。
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小田原駅弁鯛めしです。
いつも、開けた時に
「白いでんぶか…」
と思うのですが、毎回忘れて買ってしまいます。
まぁ、でんぶが好きなので、問題はないのですが…。
最近は、駅弁でも揚げ物など脂質が多いので、油断なりませんが
これはおかずもヘルシーでした。

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2017年3月14日 (火)

思い立ったが発願めざせ結願 6長谷寺

Dsc03347鴨宮から小田原に来ました。

小田原といえば、やはり
小田原提灯。
そしてBGMは「おさるのかごや」
箱根を渡る宿場町として
今も昔も栄えています。
逆にいえば、箱根は
侵攻を防ぐ壁になるともいえます。
西国と東国の境目は
まさしくここにあると
いえそうです。
ここで、小田急線の
購入しました。
渋沢から本厚木の間また、
特定のバス路線が
2日間乗り放題になります。
さらに、小田急の往復切符もついてくるので、
かなりお得な切符になると思いますshine
今回「青春18きっぷ」をすでに購入していたので、
小田原から開始しました。
・・・冷静に考えてみると新宿から小田急のフリーパスを買った方が安かったのでは。
ということは考えないことにしました。
また、この「青春18きっぷ」にのちのち苦しめられることになるのですが、
それはまた、のちの話で。
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小田原でどら焼きを購入。
和菓子職人が
手焼きしているだけあって
油がないにもかかわらず、
フワフワでした。
小田原から本厚木に向かい、
さらに、バスで20分ほど走ると
飯盛山が見えてきます。
もちろん、「飯山観音前」
で降りたほうが近いのですが、
「飯盛山」でも、十分アクセス可能です。
Dsc03348 飯盛山(めしもりやま)は、山の形が
飯を持ったように見えることから名付けられると言われています。
Dsc03349
山間といった言葉がしっくりくる集落です。
案内板が見当たらなかったので、入り口にある直売所に聞いてみると、
「観音様は10分程度で着きますよ。途中で200段の階段がありますが。」
に、200段!?
だいたい5階ぐらいまでで100段程度だったので、
10階分の階段?
Dsc03354
心が折れそうになりながらも上に到達。
すると、なんとなくユーモラスな仁王像が出迎えてくれました。
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日によって納経所の場所が異なるそうです。
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本堂で、よかったです…。
社務所だとお参りに上がってから、また降りる必要がありますから…。
本堂は石灯篭が並んでいて、いかにも古刹のイメージです。
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本堂の彫刻も鎌倉彫のように重厚で存在感があります。
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Dsc03361
また、なんといっても景色が素晴らしいです。
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村々の様子はもちろん、横浜のビル群や日によってはスカイツリーまで見えるそうです。
少し下るともう景色は見えなくなってしまうので、本堂まで登れた人へのご褒美ですね。

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2017年3月11日 (土)

思い立ったが発願めざせ結願 5勝福寺

今回は相模国後半です。

小田原駅から一つ東京駅側である、JR鴨宮駅からスタートです。
7時38分鴨宮駅着
Dsc03316
約25分かけて歩いていきます。
Dsc03317
駅前には、海に近いだけあって魚のお店が多くありました。
また、お水がふんだんにある地域だからかもしれません。
魚の取り扱いは水をたくさん使いますからね…。
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ちょうど、椿が終わる季節でした。
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大きな道に沿って歩くと、門前通りにあたります。
ところどころ桝形になっていて、その都度迷いました…。
案内板がないので、事前に道をチェックする必要がありますね。
Dsc03325
お寺に近づくと、家が立派になっていきます。
Dsc03326
8時10分ごろお寺に到着。
8時台にもかかわらず、すでにお寺には参詣に見えられている方が。
Dsc03344 町中にあり、参詣しやすいこともあるのでしょう。
境内に参詣している人がもう一人。
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このあたりに二宮尊徳が住んでいたそうで、ここで、「利他の心」を
知ったそうです。
二宮金次郎の銅像といえば、薪を背負った銅像が有名ですが、
ここでは参詣をしている姿をしています。
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特徴的な手水桶。
船の形をしているのは漁業の恵みを受けていたからでしょうか。
この飯泉の由来として、徳川家康が「いい水」と言ったからとの伝承が残っているのだとか。
真偽はともかく、このあたりでは飲み水が豊富にあったことを示していますね。
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大銀杏の木。
葉が出てきたら、また存在感がありそうです。
Dsc03338
観音堂では、しっかり彩色の跡が残っていました。
このように彩色が施されると
ずいぶん受けるイメージも違ってきますね。
Dsc03335
欄干の彫刻は彩色を施したほうが生き生きとしてきますね。
残念ながら、彩色が失われた寺院が少なくないですが、
今後は、鮮やかな彩色の時代を思い浮かべながら歩いていこうと
思っています。
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2017年3月10日 (金)

思い立ったが発願めざせ結願 4長谷寺と相模国(鎌倉・逗子編)のまとめ

最後に尋常じゃないほどに混んでいた江ノ電に乗り、「長谷」下車。

Dsc03306
長谷寺にやってきました。札所では長谷寺の名前が多くありますが、
ここは観音さまも長谷観音。
札所の中でも多くの参拝者でにぎわうお寺の一つです。
アジサイが有名ですが、ちょうど桃の花が咲いていました。
Dsc03313
入場に300円かかりますが、交通系ICカードが使えるのがうれしい。
また、通常はお参りしてから納経(朱印)してもらいますが、
参拝客が多いので、先に納経帳を預ける必要があります。
しかし、対外秘仏扱いが多い中で、観音様を常時拝観できるのは
300円支払う価値がしっかりあります。
Tougoku004_01
木造では日本最大級。
記憶よりも大きくてとても驚いてしまいました。
Dsc03311
お寺からは由比ガ浜を一望できます。
Dsc03308
寺饅頭210円と大吉だんご160円。
寺饅頭は、豚まんに似ていますが、豆がお肉の代わりになっていて、
精進料理みたいです。
個人的にはもう少し具が入っていた方がいいなあ。
-----------
以上、1回目の相模国(鎌倉・逗子)編はこれにて終了。
以下のルートで巡りました(土曜日ダイヤ)
0900○鎌倉駅
   |〔京浜急行バス〕
   ○杉本観音
   ↓(徒歩)
   ■杉本寺
   ↓
   ○杉本観音
   |〔京浜急行バス〕
   ○鎌倉駅
   □鎌倉
   |JR横須賀線(逗子行)
   □逗子
   ↓
   ■岩殿寺
   ↓
   ○なぎさ通り
   |〔京浜急行バス〕
   ○水道路
   ↓
1345■安養院田代寺
   ↓(10分程度)
   □鎌倉
   |江ノ電
   □長谷
   ↓
1440■長谷寺
以上のようなルートで回りました。
札所の順番通りでも、一日あれば十分回ることできます。
順番通りでないほうが効率的であると思いますが、
途中のお寺から始めてしまうと、納経帳がない場合がありますので、
1番から始めたほうが安心です。
ガイドブックでは1(杉本寺),4(長谷寺),3(安養院田代寺),2(岩殿寺)を薦めていました。
相模国のお寺をめぐってみて思ったのは、源頼朝一族のつながりを強く感じられるということです。
また、3番の安養院田代寺を除いてすべて海が一望できる見晴らしがよいところに建てられていました。
安養院田代寺も移築されていますので、もしかしたら以前は見晴らしがよかったのかもしれません。
これらの札所は精神性を守る役割ももちろん果たしていたでしょうが、見晴らしの良い場所を押さえておくことによって防衛上の役割も果たしていたと考えられます。
主に海の見晴らしの良いところを選んでいるのは、海から攻められる危険性を頼朝が感じていたからかもしれません。
別の国では、どこに観音様がいるのか。
そんなことも気になった今回の旅でした。

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2017年3月 9日 (木)

思い立ったが発願めざせ結願 3安養院田代寺

さて、次に逗子からバスに乗り、逗子リビエラを横目に

向かったのは、安養院田代寺です。
Dsc03298
長い名前ですが、二つの寺院が一つになったため、
現在の名前になったのだとか。
Dsc03300
安養院は、源頼朝の妻北条政子の法名です。
源頼朝の菩提をともらうために建てたお寺が前身なのだとか。
ということで、本来は田代寺が札所であったのだとおもわれます。
ツツジの名所で有名なのですが、ツツジの時期ではないので
人もまばら。
でも、北条政子ゆかりの寺のため良縁にあやかって
カップルの姿が見られました。
Dsc03301
ラカンマキの大木はとても立派です。
尊観上人手植えのであると伝えられています。
Dsc03302
その尊観商人の供養塔と伝わる宝篋印塔が本堂の裏手にあります。
Dsc03303
関東様式の宝篋印塔としては最古のものなのだそうです。
あのラカンマキがあの大きさになるまで
大事に伝えられていたのかと思うと、
時を超えて伝えようとする人の思いを感じます。
Dsc03304
その隣には、北条政子と伝わる供養塔がひっそりと建っています。
やはり、源頼朝の時代では西国と東国とでは習俗なども全く理解しえないほど
異なっていたと思われます。
そんな時代に、西国出身の源頼朝を盛り立て
西国の朝廷に認めさせながらも東国をまとめていった北条政子こそ
鎌倉幕府の立役者だったのではないかと思います。

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2017年3月 6日 (月)

思い立ったが発願めざせ結願 2岩殿寺

次に向かったのは、逗子です。

そのまま行けなくもないのですが、一度バスで鎌倉駅に戻ってから、
JRで逗子駅に向かいました。
ちゃんと出口(東口)にも「岩殿寺方面」と書かれており、
Dsc03281ちゃんと、案内板も
場所場所ごとに
ありました。
案内板って大事ですよね。
札所とひとまとめに
されますが、
それぞれに
お寺の特色があり、
案内板を置くなど
親切なところと
そうでないところも
様々です。
不便なところでは
地図アプリと
ガイドマップが
欠かせません…。
大きな敷地の
(中には分割された
建売もありましたが…)
立派な家々を抜けていくと…
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岩殿寺です。
隣町ですが、逗子市では札所はこのお寺のみ。
Dsc03283
三昧堂があったり
Dsc03284
なかなか、立派に整備されているお寺でした。
檀家を取らず、これだけの規模を維持しているのはすごいです。
ここは泉鏡花がしばしば訪れていたお寺としても有名です。
Dsc03287
なんといっても、眺めが素晴らしいです。
パノラマではないですが、手前の家々から逗子の海まで
一望できるのは本当に素晴らしい。
泉鏡花の作品でこの情景が書かれている作品がありますが、
時代が変わった今、同じように感じられるというのは
素晴らしいことだと思います。
Dsc03290
本殿の彫刻が素晴らしかったです。
岩の奥に観音像が祭られていることもあり、
岩戸ともよばれているのですが、
高千穂の岩戸神社の彫刻にも似ているように思います。
Dsc03292
ところどころ彩色の後があり、
おそらく鮮やかな寺院であったのだろうと思われます。
以前は茅葺であったそうなのですが、昭和63年の修理工事で
銅瓦になりました。
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2017年3月 5日 (日)

思い立ったが発願めざせ結願 1杉本寺

さて、札所順にめぐる坂東三十三所巡りのスタートは

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鎌倉駅です。
坂東三十三所は源頼朝が整備したと言われています。
もちろん頼朝が観音信仰を持っていたこともあるでしょうが、
それまで、まったく別個の文化圏を有していた坂東に
西国の文化や習俗を広めいわゆる西国(日本)文化圏を広げたい。
そんな思いもあったのではないでしょうか。
・要所にあった寺院を札所として保護することによって、鎌倉幕府の権力下に置く
・西国の文化に親しんだ家来が札所巡りをすることによって、東国の状況を知る
・東国の家来が西国の文化である札所巡りをすることによって西国の精神性を知る
このような目的を持っていたのではないでしょうか。
京都から遠く離れた場所で起こったため、謎が多い鎌倉幕府。
札所巡りをすることによって、知ることができるのではないかと思っています。
と、無駄話はこれくらいにして。
そのため、頼朝が政治をしていたといわれる大蔵幕府(大蔵御所)(清泉小学校)があった鎌倉からスタートなのです。
ここから、駅前のバス(京浜急行バス・5番乗り場)に乗り、
杉本寺へ
16864570_1939964266232913_465761578札所はたいがい
高所にあることが
多いです。
おそらく、
見晴らしが良い場所を
抑えることによって
防衛上の役割も
担っていたのでは
ないでしょうか。
観光でも
高い位置から見れば
状況がよくわかりますし。
・・・しかし、
これが結構大変。
いくら車があっても
本殿までは
階段を上る必要が
あるお寺も
多いですし。
なので、
足腰が強いうちに
巡ることを
オススメします。
ここは
鎌倉駅から進むと
大蔵幕府(大蔵御所)の
先にあり、
まさしく幕府の
守りのかなめとして
存在していたと
考えられます。
正面に見えるのは仁王門。無料ならばここまで。
Dsc03273 Dsc03272
ここから先は、入場料200円を払わなければいけません。
でも、ぜひ見られることをお勧めします。
Dsc03276
ここは、鎌倉でも最古のお寺です。
通常は、寺院建築は瓦ぶきが原則です。
現存する最古の寺院といわれる法隆寺も瓦屋根ですよね。
しかし、ここは茅葺屋根となっています。
この寺院は、行基菩薩が創建したと言われています。
行基は、東大寺建立時に人々から財産や人材を集めたことで有名ですが、
橋を架けるなどの土木作業にもたけた人でした。
瓦屋根は、大量の瓦を製作するため、
瓦を造れる人材、材料、そして薪などのエネルギーが必要になります。
茅葺はそんな形式的なことよりも実益を取り完成させた行基の知恵があるのではないかと考えています。
Dsc03277
もっとも、現在残っている寺院は文治5年(1189)に燃えてしまい、
杉本寺という名称もその時に観音像を杉の下に避難させたためだと言われています。
建久2年(1191)に源頼朝が再興し、現在はその姿が残されています。
ただ、茅葺は10年に1度は吹き替えなければいけないため、
吹き替え費用として一束2000円で勧進を募っていました。
納経帳に出費をしてしまい出せませんでしたが、
(セツナイweep)次回はぜひ千円札を握りしめていきたいと思います。

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高千穂をぐるり3夜神楽

暦ごとのイベントはその地域の習俗と深くかかわっています。

収穫を祝う秋祭り、山の神を田んぼによび田開きをする春祭り、
先祖をしのぶ夏祭り…。
とかく日本に多いのは、農耕民族であるからなのでしょうか…。
北海道にいる時に知らなかったのは、いわゆる旧正月時のお祭り。
だって、北海道は雪深く季節に差がないんですもの…。
板橋の田遊びはいつも楽しみにしているのですが、今回はちょうど高千穂にいまして
高千穂の夜神楽をみることができました。
いつも、宮崎空港の時計で流れていて気になっていたんですよね…。
Dsc03195
神様が下りる目印として、榊がたてられていました。
Dsc03204
これは、田遊びも同様です。
最後に引き倒すのですが、これは田遊びではなかったような…。
Dsc03196
ふるまいは大規模。
集落ごとに夜神楽をするのですが、それぞれ日程が違うため、
別の集落の神楽をみることもあるそうです。
長らく秘伝とされていた田遊びとは違うようです。
Dsc03197
場所は毎年違うので、たどり着けないことも…。
時間ですが、
「夜の7時ごろから、10時ごろまで」
と聞いて、ああ、田遊びと変わらないのかな。と思いきや。
夜の7時ごろから翌朝の10時ごろまで
なのだそうです!!!
なので、みている人は疲れたら家に帰ったりと結構みんな自由です。
Dsc03217
これはクライマックスの天岩戸を開ける場面。
この時にはもう朝です…。
皆さん、神話をよく知っていて、さすが神話の舞台になっている場所だと思いました。
作られたものではなく、しっかり根付いて存在していると思いました。
また、行ってみたいです。

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