馬籠・妻籠をゆく

2008年5月 1日 (木)

馬籠・妻籠をゆく 廿四:別れの時

あらすじ

気楽な気持ちで旅に出ようと思い立ったみもっち

しかし

Magometumago183_2

待っていたのは、散歩気分では過酷な道と

観光気分では重すぎた荷物だった・・・。

しかし、そんな道もゴールが近づきつつあった・・・。 

Magometumago184いよいよ落合宿にやってきました。

しかし、馬籠・妻籠に比べると開発は

だいぶん進んでいますが

でも、ちゃんと石碑が建っていましたconfident

Magometumago185 脇本陣跡と本陣を見てきました。

今も、実際に住まれているとか

うーん。歴史と今でも繋がっている

と感じますね。

Magometumago186 なので中には入れないのですが、
外からみるかぎり、
重厚な古い建物でした。
このあたりになると、
やはり中津川に近いので
住宅も増えています。
ただ遠くに目をやると田園風景が広がっていますが(* ̄∇ ̄*)
Magometumago187 ここで、長らく歩いてきた

中山道に別れを告げ

いよいよ落合川駅に向かいます

・・・がcoldsweats02

離れたとたん道に迷ってしまいましたcrying

Magometumago188 地図もおおざっぱすぎて分からないし

道を聞くも、

どれくらい歩けばよいのか・・・

Magometumago189 散々迷った後、

ようやく落合川駅にたどり着きました・・・。

次の電車まで40分ほどあったのですが、

歩き疲れたのでこのまま一休み

Magometumago190_2

でも、落合川は近くにトンネルがあり、

静かに電車がそこまでのびていて

のどかながら、何となく懐かしい感覚があります。

さすが信濃路。

旅情が高まります。

と、

Magometumago191

おおっwobbly

Magometumago192

まるで雪のようにまいおちる桜は美しいです。

出立の
ホームに舞い散る
花雪景

日本の旅を感じることのできる旅でしたcatface

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2008年4月30日 (水)

馬籠・妻籠をゆく 廿参:落合を抜けて

Magometumago177_3  落合の石畳にやってきましたhappy01

和宮や明治天皇が通った際に、
補修した当時のままよく残っていますshine

昔はこのように道を舗装していたのですねcatface

今このように石畳が残されているのはここ落合と、箱根のみ。貴重ですねconfident

耳をすませば静かな自然の音がと言いたいですが、工事現場から、大音量の歌が響いていますcoldsweats02
まぁ木挽き唄と思えば…coldsweats01

ここは当然ながら車は進入禁止。

歩き旅でなければなかなかMagometumago179

ここまで来られないですよねhappy02

歩きで来て良かったと思いましたconfident

たとえ、荷物が多くなっても・・・coldsweats01

Magometumago178 車で入り込むと、

奉行所にしょっ引かれます。

(想像)coldsweats01

Magometumago180深い森の中を一人静かに歩いていくと、

日常どころか、 なんだか現代からも

遠く離れた世界に来たような

気分になってしまいますね・・・

山中薬師寺は荒れ果てた印象を受け、

もの悲しさがありましたweep

Magometumago181 医王寺です。

ここの桜はきれいでした。

県下随一といわれたのだとかcoldsweats02

伊勢湾台風で倒されたらしくwobbly、今は二代目です。

さらに歩いていくと、

落合川にぶつかりました。Magometumago182

木曽の川はどの川も

川の音をとどろかせています・・・。

いよいよ落合宿へ・・・

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2008年4月29日 (火)

馬籠・妻籠をゆく 廿弐:国境を越えて

Magometumago173

藤村が書いた「是より北 木曽路」の石碑がhappy02

南に向かっているので、木曽路がここで終わるということです。

Magometumago174 そしてここから美濃の国

県境よりも、達成感があるような気が・・・coldsweats01

そして横には

Magometumago175

一里塚がありました。

うーん、昔は36町(約4キロ)を1里と定め

1里ごとにあるこの塚を

頼りに旅行をしていたのですね・・・gawk

方向音痴のワタシならすぐに行き倒れ・・・coldsweats02

1町ごとに希望smilenotes

Magometumago176

いよいよ落合宿へ・・・catface

落合の石畳を抜けていきますhappy02

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馬籠・妻籠をゆく 廿壱:馬籠の朝

遂に、馬籠を離れて

向かうは

むかうは・・・落合川!!coldsweats02

旅館の人に、

・・・えっ、落合川までですか?遠いですよ。

といわれましたとも

荷物だって

Magometumago166

こんなにひどいことになっておりますともshock

しかし、落合川まではバスもないらしく、

距離も、前日歩いた距離の半分だし・・・と

またまた甘く見て出発してしまったのですが。

もっとも甘く見たのは距離よりも、

むしろ自分自身の方向音痴ですが・・・

そんなこんなでしゅぱぁぁぁつ!(ヤケダネ・・・)

まずたどり着いたのは、

Magometumago167

馬籠城跡です。

妻籠のように人里離れた場所でなくて良かった・・・・。

島崎藤村の祖先はここの城主になるそうです。coldsweats02

Magometumago168
さらに歩くと諏訪神社がありました。

横に「夜明け前」の主人公のモデルでも
あった島崎藤村の父で
ある島崎正樹の碑もあり、
奥まった神社の境内にいると何かしら、
彼の激しい思いを感じずにらいら
れないのは、
Magometumago169 穿った考えなのでしょうか。

さぁ、先に進みましょう。

さらに歩いていくと、

新茶屋にたどり着きました。

「桑の実の 木曽路 出ずれば 穂麦かな」

との子規の碑がcatface

Magometumago170

きゃぁぁぁぁぁshock

石碑の色が・・・結構痛んでいるような感じ・・・coldsweats02

Magometumago171 しかし、こんなに開けた場所。

たしかに、こんな開けた場所なら

一句ひらめいちゃいそうですよねhappy02

えーと、えーとbearing

・・・さっ、次に進みましょうcoldsweats01

芭蕉の石碑もありました。

「送られつ送りつ果ては木曽の秋」

秋という字が旧字体の「穐」のために、藤村は「蠅」にしか見えないと

「夜明け前」に書いてあるその石碑。

そうなると、江戸末期にはすでにこの石碑はあったことになりますcoldsweats02

さすが木曽路の歴史は深いですwobbly

その歌碑はコチラ!

Magometumago172

ありました・・・・けど、何となく遠くない?coldsweats02

拓本なんぞさせないぜという意気込みを感じますが・・。

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馬籠・妻籠をゆく 廿:馬籠に泊まる

Magometumago159

歴史ある街道のある馬籠宿。

しかし、温泉が出ないため通りすがりのお客さんが多いのでありました・・・

Magometumago160 Magometumago161_2 こんなに素敵な風景なのに・・・。

まだ早い内から、早々と店じまいをするところ

続出です。

そんななか、四方木屋さんに入りました。

Magometumago162 ここは、なんと藤村の子孫に当たる人の家で

この中でお茶をすることができるのです。

頼んだのは

Magometumago163 もちろん初恋ジュースhappy02

未だ上げそめし前髪のhappy02

甘酸っぱくておいしかったです。

その後・・・。

馬籠の宿に就寝

島崎藤村の孫が書いた絵が飾ら
れていたり、島崎藤村の詞が飾られていたり、藤村一色です。

Magometumago164 鮎の甘露煮も絶品でした。

しかし、お手洗いが水洗ではないのが

ちょっと残念・・・。

Magometumago165 でも、馬籠の春はのどかでステキでした・・・。

いよいよ残すは後一日・・・

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2008年4月27日 (日)

馬籠・妻籠をゆく 拾九:続馬籠の町をゆく

オヂサン方とそんな大立ち回りをやった後(シテナイ、シテナイ・・・)

次に向かったのは

Magometumago153

清水屋資料館です。

うん、ここならゆっくり見られそう。。。happy01

藤村の友人である原一平の家であり、

藤村ゆかりのものから、江戸時代をさかのぼる

日用品などまで

様々な展示を見ることができます。

しかし、建物は古いので(それがよいのですが・・・)

あちこちに節穴がありそこから下の階が!coldsweats02

絶対ないとは思いつつ

Magometumago154

腰が引けちゃうダメな自分・・・。

外に出ると、さらに人がいっぱいになっていましたcoldsweats02

妻籠でもそうでしたが、昼頃には観光客がすごくたくさんいるんです。

また、小さな宿場町だから行く場所も固まってしまうんですよね。

荷物を観光案内所に預けて、

そんな喧噪を離れてやってきたのは

この写真を見る  永昌寺です。

人里から少し離れたこの場所は

藤村家代々菩提寺でもありました。

「夜明け前」でも「万福寺」として

登場します。もちろん向かうは

Magometumago155

藤村のお墓です。

大磯にもあるのですが、

コチラにも分骨されているの

ですねー。

Magometumago157_2

合掌・・・ confident

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2008年4月25日 (金)

馬籠・妻籠をゆく 拾八:馬籠の町をゆく

ようやく馬籠に着きましたhappy02

Magometumago138 が、ワタクシ

こんなに馬籠が坂の町だとは思いませんでした。ハイ。

Magometumago139 いや、だって宿場町だし・・・。

坂にある宿場町は

全国でも珍しいそうなのですが・・・。

横から見ると

Magometumago140

こんな感じ・・・。

妻籠から来て良かったです・・・。

馬籠には行ってまず、目にはいるのは

Magometumago141

高札場。

そりゃそうですよね。

だって、みんなに見てもらうのが目的だから・・・。

Magometumago142 しかし、町に近づくにつれ、

満開の桜が風情を残した

宿場町に花びらを

落としていく風景で、一気に旅情気分も高まりますhappy02

と、ここで腹ごしらえ。

旅行の時から馬籠に来たら食べようと決めていたもの

・・・それは

Magometumago143

栗こわめしですlovely

赤飯に甘納豆派(北海道の一部で普及coldsweats01)のワタシは

ゼヒゼヒ食べたい一品でした。

・・・・うまいっdelicious

Magometumago144 ここは、藤村の「初恋」のモデルになった

おふゆさんの実家です。

おふゆさんは妻籠の脇本陣にお嫁に

いったのですね・・・。

馬籠から妻籠・・・近いけど、遠い。。。そんな感じがしますgawk

腹ごしらえをすましたら、いよいよ隣にある藤村の生家跡へ

Magometumago145

いまは、藤村記念館になっております。

Magometumago146 「夜明け前」で自分が思い浮かべていた情景と

目の前の風景を思い比べながら

あちこち歩き回りました。

Magometumago147 火事のため、当時の建物は

この離れのみ。

しかし、時代が移り変わろうとも

山河は当時のままあり続けているはずです。

また、この記念館では、島崎藤村の暖かな人間像を

紹介していたのが印象的でした。

とても、親しまれ、尊敬されているんですね~。

Magometumago152

生家跡から島崎藤村が眠っている

お寺を望むことができます。

さらに、本人が所有していた本(フランス語がたくさん!)

『破戒』などの手書きの原稿も展示されていました。

と、ふらふら歩いていたら、

大量のオヂサンの団体が!

じつは、前日の妻籠でも、大量のオヂぃサンに出くわしたのですが

「上に上っても桜ぐらいしかないんだろ。」

「そんなことよりもさ、昔このあたりは遊郭があったって」

「え、そうなのか。」

「そんなものしか興味ないだろ。」

「それがいいよな。」

だったら、夜の繁華街に行ってぼったくられてこい

と思ったのはまだ記憶に新しかった。

オヂサンがたは大声で口々に

「島崎藤村って知ってる?」

「しらねーな。」

「あれだよ、あれ『十戒』を書いた人だよ・・・あ、『破戒』だって」

「なんだか字がうまい人だな」

「あれ?見ないの?」

『だって興味ねぇもん。」

Magometumago148

・・・・・・。

・・・・・・・・・何しに来たんだ!!ジジィィィィィィィィイイイイイイ!

Magometumago149

とは、言えなかったワタシはすごすごと出て行ったのでした。

Magometumago151

・・・ところでゆとり教育の弊害ってなんだっけ・・・?

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2008年4月24日 (木)

馬籠・妻籠をゆく 拾七:あの山を越えると・・・

Magometumago135

ついに、馬籠に到着しましたbearing

あ、胸に熱いものが・・・crying

目の前に高く長く広がるのは恵那山です。

Magometumago136 Magometumago137

山には、島崎藤村と

彼の父である島崎正樹の石碑がありました。

「夜明け前」では悲劇的な最後を

向かえる彼ですが、

馬籠ではこのように石碑が建立されていることから

慕われていたことが分かります。

あの山を越えると、中津川。

ついに、ここまで戻ってきました。

思わず一首coldsweats01

恵那山の青い山際雪渓に

重ねてみるは遠きふるさと

いよいよ馬籠宿へ・・・。

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2008年4月23日 (水)

馬籠・妻籠をゆく 拾六:ピークを過ぎれば・・・

ようやく、ようやく

Magometumago122

馬籠峠にやってきました。

左手奥に見えるのが駒ヶ岳です。

Magometumago123

この日は天気が良かったので南アルプス連峰を

望むことができましたcatface

おなかが空いたので軽食を・・・。

Magometumago124 草餅を食べました。

残しておこうかとも思ったのですが、

おなかが空いていたので

すぐ食べきってしまいました。

Magometumago125 さすがに、木曽の通りともなると

句碑が多いです。

正岡子規の句碑は馬籠峠のすぐ近く。

白雲やふにゃらら若葉の三十里

えーと、ふにゃ葉、葉、は・・・・coldsweats02

降参してインターネットで調べたら正解は

「白雲や青葉若葉の三十里」

ですcoldsweats01

夏の青々した風景もきっとステキなのでしょうねconfident

Magometumago126

あとは下り坂ですcatface

人生と一緒・・・crying

熊野神社を抜け

前方に目をやると

Magometumago127

舗装された道と民家が!happy02

ちゃんと、旧中山道はちょっと違う色の舗装がされています。

道に迷わずに進めそうです。

このあたりは峠の集落といわれていて、島崎藤村の『夜明け前』でも

描かれています。

Magometumago128 郵便受けかと思ったらポストでした。

かわいすぎです・・・。

でも、このあたりでは大事な通信網なのでしょうね。

Magometumago129 峠の御頭の碑を抜けてさらに

歩いていくと・・・

Magometumago130 Magometumago131

十返舎一九の

句碑がありました

コレは読めましたよ。

えーと、

「渋皮の向けし女は見えねども

 栗こわめしは ここの名物」

十返舎一九といえば『東海道中膝栗毛』が有名ですが、

木曾街道も題材に取り入れられているんですね。

木曾街道が江戸時代ポピュラーだったことが

伺えます。

Magometumago132 水車小屋が見えてきました。

ここには水車塚の碑がありました。

ここで起きた水害のために

ここに住んでいた家族が犠牲になり、

たまたま難を逃れた友人のために

島崎藤村が供養した碑がここにあります。

Magometumago133 自然とともに暮らすのは

大変なことですよね。

でも、そんな自然を慈しみ

大事にした藤村のココロが見えるようです。

さて、いよいよ馬籠はもうすぐです。

Magometumago134

・・・こんどこそ?

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2008年4月22日 (火)

馬籠・妻籠をゆく 拾五:峠越え

あらすじ

馬籠・妻籠を旅するみもっち

が、初心者用の峠越えを、散歩がてらに通れると

勘違いしたみもっちはあきれるほどの普段着で

峠に臨んでしまう。

時は昼、いよいよ山頂は近づいているように思われたが・・・

Magometumago117

まだ続くのか??!shock

上り坂もきつくなってきましたwobbly

上り下りを繰り返しながらも

次第にあがっているようです。

森の中を進んでいくと変わった木を見かけました。

Magometumago118 神居木(かもいぎ)というそうです。

山の神や天狗が住む木として

恐れられたとかcoldsweats02

たしかに何か不思議な感じが

する木ですねcoldsweats01

Magometumago119一石栃白木改番所跡です。

ここで、山で伐採された木を

ちゃんと許可されたものか確認していたそうです。coldsweats02

税関審査のような感じでしょうか。

Magometumago120 木はまさに資源であり、財産だったんですねgawk

前にあるのはしだれ桜。

このときは、まだつぼみでした。。。

まだ、桜が咲かないほど上に上ってきたとも言えます。

ここ一石栃はちょうど馬籠と妻籠の中間shock

ようやく、半分来たようです。。。

にぎやかだった往来も昔の話のようですが、

だからこそ、昔の面影を今に残しているともいえますねconfident

Magometumago121_2

馬籠峠はすぐそこまで・・・

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